オンライン英会話の「回数制プラン」。その特徴、メリット・デメリットについて、詳しく解説します。そして月4回・8回・12回レッスンを受ける場合の、各スクールの料金を比較しました。スクール選びにぜひお役立てください。

この記事でわかること
  • 回数制プランとは?
  • メリット・デメリット
  • 各スクールの料金比較

回数制プランとは?

回数制プランとは、どんなプランでしょうか?
一定期間内でレッスンを受けられる回数を決めて契約するプランです。1ヶ月を期間としているスクールがほとんどです。毎日レッスンを受けるのが難しい人など、人によってはメリットが多いプランだと思います。

回数制プランのメリット

  • 無理や無駄がない
  • 週3回以下なら割安になる
  • 複数の予約が可能
まずは回数制プランのメリットを紹介したいと思います。
1つ目のメリットは、無理や無駄なく契約できることです。毎日レッスンを受けるのが難しいのに、毎日プランで契約すると、出来ない日は無駄になったり、無理して受けるかもしれません。
その点、回数制プランなら、自分が受けられる回数に合わせて契約できるので、無理や無駄がありません。
週3回以下なら割安、逆にいうと4回以上なら割高になるんですか?
細かいルールやシステムは、スクールによって違うので、一概に言い切れるわけではありません。しかし、週4回くらい受けるなら、回数制プランを選ぶと、割高になるスクールが多いと思います。
週4回受けるなら、毎日プランで契約して、4回だけ受ければ良いと思います。もったいないように思うかもしれませんが、回数制プランで4回やるよりも、その方が割安になると思います。
“複数の予約が可能”、他のプランでは複数の予約ができないってことですか?
プランやスクールによりますが、毎日プランの場合は、2つ以上の予約はできないと思います。基本的に、予約しているレッスンを受けると、次の予約がとれるという仕組みになります。
逆に回数制プランの場合、一定期間内であれば、複数のレッスンを予約することができることが多いと思います。なので、お気に入りの講師の予定を早めに抑えるというようなことが、やりやすくなるんです。

回数制プランのデメリット

  • 採用しているスクールが少ない
  • 1レッスンあたりの料金は割高
  • 期間内に受けないと消化される
  • 英語を話す頻度が下がる
次はデメリットを見てみたいと思います。
まず回数制プランを採用しているスクールは少ないです。つまり選択肢が少ないということになります。回数制と似ているポイント制も視野に入れたほうが良いと思います。
1レッスンあたりの料金は割高になるんですね?
毎日プランと比べると、レッスンを受ける回数が少ないので、1レッスンあたりの料金は上がりますね。詳しくは後述する比較表を見て欲しいですが、毎日プランが1レッスン200円ちょっとから受けられるところが、回数制プランだと500円ちょっとという感じになります。
期間内に受けれなかったレッスンは、消化される、つまりなくなるんですか?
はい、なくなります。期間内に受けれなかったレッスンを、次の期間に引き継ぐってことはできないと思ったほうが良いです。多くのスクールでそういうルールになっています。
それはもったいないですね。
当然、消化されると受ける回数が減るので、1レッスンあたりの料金はさらに割高になります。なので、確実に受けられる回数で契約したほうが良いです。これについては、後ほどもう少し詳しく説明します。
実際のところ、週2〜3回のレッスンで、効果はあるんでしょうか。
もちろんレッスンを受けないよりは、確実に効果はあると思います。しかし毎日レッスン受けるのと比べると、かなり効果は落ちるでしょうね。英語を話せるようになりたいなら、私はおすすめしません。週2回30分ずつ受けるなら、毎日10分受けたほうが効果的と思います。

回数制プランの活用方法

Man english lesson

回数制プランを上手に使う方法をいくつか紹介したいと思います。

少なめの回数で契約する

まずはレッスンを受けれずに消化されるのを避ける方法です。
契約しているレッスンが消化されるのは、できるだけ避けたいものです。そのためには、まず自分が受けたい回数を決めます。そしてそれよりも少なめの回数、確実に受けられるプランで契約します。例えば、月10回くらい受けたいなら、月8回のプランで契約するというイメージです。
でもそれだと、もともと受けたい回数より減っていますよね?
だいたいのスクールは、追加でレッスンを購入できるようになっていますので、回数が足りない分は、追加で購入します。確実に受けられる回数で契約して、足りない分は追加購入して、自分が受けたい回数に近づけるという方法です。これなら、レッスンが消化されることはほとんどないと思います。

数社を掛け持ちする

スクールを掛け持ちしたいという需要はあるんでしょうか?
あると思います。実際私も掛け持ちしていますし、SNSでもそういう人はよくみかけます。オンライン英会話に慣れてくると、”特定のレッスンが受けたい”、”ネイティブとも会話したい”、など一社では対応できない要望が出てきます。そういう時は、数社で何回かずつの契約すれば、いろんな要望を満たせるということです。
コスパは悪くなりそうですね?
もちろん1つのスクールで契約するよりも、コスパは悪くなるでしょう。でも多少料金は高くなっても、こだわりの方を優先させたい人は少なくないと思うんです。私も、普段のレッスンはコスパの良いノンネイティブで、たまにネイティブと会話したいという要望があるので、レアジョブとCAMBLYの2社を利用しています。
たしかにネイティブと話したいという需要はありそうですね。
他にも、”カランレッスンを受けたい”、”特定の教材を使いたい”など、オンライン英会話をやっていると、こだわりが出てくるもんです。そういう時には、回数制の併用は良いと思います。

各スクールの料金比較

月4回レッスン受ける場合

スクール名 講師の国籍 月額料金 1レッスン
kimini ノンネイティブ ¥2,156 ¥539
CAMBLY ネイティブ ¥5,390 ¥1,347
月4回だと、選択肢がほとんどないですね。
ノンネイティブのkiminiと、ネイティブのCAMBLYの2社のみですね。講師の国籍にこだわる場合は、選択肢はないということになります。なお、CAMBLYは月4回ではなく、週1回という契約になります。

月8回レッスン受ける場合

スクール名 講師の国籍 月額料金 1レッスン
kimini ノンネイティブ ¥4,312 ¥539
hanaso ノンネイティブ ¥4,400 ¥550
レアジョブ ノンネイティブ ¥4,620 ¥577
月8回の場合は、すべてノンネイティブ講師のスクールですね。
ノンネイティブ講師を希望する人なら、3社から選べます。料金的には、さほど差はないですね。ネイティブ講師を希望する人には、残念ですが、該当スクールが見つかりませんでした。

月12回レッスン受ける場合

スクール名 講師の国籍 月額料金 1レッスン
hanaso ノンネイティブ ¥6,270 ¥522
kimini ※1 ノンネイティブ ¥6,512 ¥542
レアジョブ ※2 ノンネイティブ ¥7,260 ¥605
CAMBLY ネイティブ ¥14,390 ¥1,199
  • ※1 月8回プラン+4レッスン購入
  • ※2 月8回プラン+4レッスン購入
月12回の場合は、4社から選べます。
hanasoには月12回というプランがありますが、kiminiとレアジョブは、月8回にレッスンに4レッスン分追加で購入して12回という方法になります。なのでその2社に関しては、月8回よりも少し割高になっています。
CAMBLYは週3回というプランになります。回数制プランで、ネイティブを希望する場合は、CAMBLY一択になるという結果になりました。

まとめ

回数制プランの特徴
  • 一定期間内の回数で契約するプラン
  • 採用しているスクールが少ない
  • 週3レッスン以下なら割安になる
  • 複数レッスンの予約が可能
  • 期間内に受けなかったレッスンは消化される
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