【徹底解説】ポイント制プランの特徴と各スクールの料金比較

ポイント制プランのメリット

• 無理無駄がない
• 受講のスタンスをアレンジできる
• 複数の予約が可能

まずはポイント制のプランのメリットについて見ていきましょう。

主に３つあります。まずは無理や無駄がなくレッスンを受けられるという点です。オンライン英会話で一般的な毎日プランは、毎日受けられない人には、無理や無駄が起こりうるプランです。その点、ポイント制なら、自分が受けたい分だけ購入すれば良いので、無理や無駄が起きにくいです。

費用も安く収まるということですね。

安く抑えようと思えば、抑えることは可能です。ただ購入するポイント数によっては、毎日プランより高くなることもあります。

“受講のスタンスをアレンジできる”、というのがピンと来ないのですが？

冒頭でも言いましたが、選択する講師によって、消費ポイント数が変わります。この特徴を活かし、受ける回数や国籍など、レッスンの受け方を自由にアレンジすることができるんです。たとえば、普段はフィリピン人講師で、週に一回だけネイティブ講師を選ぶということもできます。それ以外にも提案がありますので、詳しくは後述するポイント制プランの活用方法を見て頂ければ、うれしいです。

“複数の予約が可能”とありますが、通常はできないんですね。

プランによりますが、毎日プランの場合、レッスンが終わるまで次のレッスンは予約できません。それに対し、ポイント制プランの場合、一定期間先までレッスンを予約することが可能です。お気に入りの講師を、前もって先まで予約するというような事が可能になります。

ポイント制プランのデメリット

• 料金が分かりにくい
• 講師のレッスン料金が変動する
• 期限内に消化しないと失効される

メリットがよく分かったところで、次はデメリットです。まずは料金が分かりにくいということですが、なぜ分かりにくいのでしょうか？

ポイント制の場合、ルールや仕組みがスクールによって違うからなんです。例えば、ポイントのレートですが、あるスクールでは、1ポイント=1円、違うスクールでは、1ポイント=10円というように、スクールによってレートが全然違います。なので、レッスンの料金が直感的に値段が分かりにくいです。キャンセルポリシーだったり、ポイントの有効期間もスクールによって違うので、ルールをよく確認しておかないと損します。

“講師のレッスン料金が変動する”とありますが、どのように変動するんですか？

簡単に言うと、講師のレッスン料金が上がるんです。一般的に、経験数や評価が低いほど、消費ポイントも低いです。逆にいうと、経験数が上がると、ポイント消費量も上がります。なので、お気に入りに登録している講師が、在籍日数・評価が上がることで、レッスン料金も上がるということです。

そして購入したポイントですが、有効期間があって、だいたい1ヶ月なんですが、期間内に消費しないと失効します。

消費できなかったポイントを、次の期間に持ち越せない、ということですね。

そのとおりです。さらにポイントがきっちり消化できれば良いですが、端数がでると、その分は失効してしまうということになります。実際やってみると分かりますが、失効なしにすべてを使い切るのは、難しいです。

希望のスタンスで、レッスンを受講する

受講のスタンスは、どのようなものがありますでしょうか？

主に以下の3つの受講スタンスがあります。

• 量を重視する
• 質を重視する
• バランスを重視する

まず量を重視する場合ですが、消費ポイントが低い講師を選択することで、レッスンの回数を増やすことができます。ただ消費ポイントが低い講師は、経験浅い講師ということがほとんどなので、指導の質は期待できないと思います。

質を重視する場合は、逆に消費ポイントが高い講師を選ぶということでしょうか？

そのとおりです。消費ポイントの高い講師を選ぶことで、レッスンの質を上げることが可能です。多少費用がかかっても、毎回指導経験が豊富な講師から、レッスンを受けたい人向けで、これは、ポイント制プランならではのメリットと思います。

そして、バランスを重視する場合は、消費ポイント数が平均的な講師を選ぶことで、回数もそこそこ受けれて、質もそこそこ期待できると思います。

いろんな国籍の講師を組み合わせる

DMM英会話をはじめ、いろんな国籍の講師からレッスンを受けられるスクールは、いくつかありますよね？

それとは意味が少し違うんです。一般的には、多国籍のノンネイティブの講師の中から自由に選べるというもので、ネイティブや日本人は選べないんです。ネイティブや日本人講師を選ぶ場合は、上位プランでの契約が必要になり、当然費用は高くなります。

それに対し、ポイント制の場合は、契約するポイントの中で、ネイティブ・ノンネイティブ・日本人講師を自由に選べるというメリットがあるんです。なので、1つの契約で、通常はフィリピン人講師で、週に一回ネイティブからレッスンを受ける、というようなことが可能になります。

当然、ネイティブや日本人講師は、消費するポイントが高くなりますよね？

それは確実になりますね。でも多少高くなっても、ネイティブや日本人講師からレッスンを受けたいという需要は多いですし、その割合を自分でアレンジすることで、費用を抑えながら、要望を満たすことができるメリットはありますね。

これはどのスクールでも可能なんですか？

残念ながら、ネイティブや日本人講師が在籍しているスクールに限った話にはなります。このあと紹介します。

ポイントの失効を防ぐ

ポイントが失効されるのは、できるだけ避けるには、どうしたら良いでしょうか？

まず、自分が1ヶ月にどれくらいポイントを消費するのか決めます。下記の点を決めることで、1ヶ月に必要なポイント数はだいたい分かります。

• 1ヶ月のレッスン回数
• 質・量・バランス、どれを重視するか
• 日本人やネイティブ講師を希望するか

1ヶ月に消費するポイント数が分かったら、どうするんでしょうか？

それよりも、少し低めのポイント数で契約します。当然、ポイント数が足りなくなりますが、その分は追加で購入できるようになっています。

でも追加で購入したポイントが失効されたら、意味ないのではないでしょうか・・・

これがややこしいところなんですが、毎月固定で購入するポイントは、有効期限が1ヶ月なんですが、追加で購入したポイントは、有効期限がなかったり、長い場合が多く、残っても次月に持ち越せることが多いんです。

ただこのあたりのルールはスクールによって違うので、ポイントの失効を避けたい人は、契約前に下記の点について、必ず確認しましょう。

• 追加でポイントが購入できるか？
• 追加で購入する場合のポイントの料金は？
• 追加で購入したポイントの有効期限は？

月4回レッスン受ける場合

スクール名	講師の国籍	月額料金	1レッスン
大人の英会話倶楽部	ネイティブ ノンネイティブ 日本	¥1,160	¥290
エイゴックス	ネイティブ ノンネイティブ 日本	¥2,178	¥545
QQEnglish	ノンネイティブ	¥2,680	¥670
ワールドトーク	ネイティブ 日本	¥3,300	¥825

月8回レッスン受ける場合

スクール名	講師の国籍	月額料金	1レッスン
大人の英会話倶楽部	ネイティブ ノンネイティブ 日本	¥2,320	¥290
ワールドトーク	ネイティブ 日本	¥3,300	¥413
エイゴックス	ネイティブ ノンネイティブ 日本	¥4,290	¥536
QQEnglish	ノンネイティブ	¥4,380	¥548

月12回レッスン受ける場合

スクール名	講師の国籍	月額料金	1レッスン
大人の英会話倶楽部	ネイティブ ノンネイティブ 日本	¥3,480	¥290
エイゴックス	ネイティブ ノンネイティブ 日本	¥5,170	¥431
QQEnglish	ノンネイティブ	¥5,194	¥433
ワールドトーク	ネイティブ 日本	¥5,500	¥458

月16回レッスン受ける場合

スクール名	講師の国籍	月額料金	1レッスン
大人の英会話倶楽部	ネイティブ ノンネイティブ 日本	¥4,640	¥290
ワールドトーク	ネイティブ 日本	¥5,500	¥344
エイゴックス	ネイティブ ノンネイティブ 日本	¥6,540	¥409
QQEnglish	ノンネイティブ	¥7,348	¥459