- 今回はオンライン英会話で伸び悩んだ人向けに、伸び悩む原因と対策についてお話したいと思います。
- 私も長いオンライン英会話歴のなかで、伸び悩みを感じ、そこから抜け出すためにいろいろと模索しました。一言いうと、環境を変えないと伸び悩みからは抜け出せない、そして時間がかかるものだと思います。
- どんな"環境"を変えるのでしょうか?
- それは人によって違うと思いますが、レッスンを受ける頻度、学習の仕方、教材、スクールなどについて、今の自分に合っているのかを考え、合う環境に変えるという意味です。
- この記事の要点
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- オンライン英会話で伸び悩む原因
- 伸び悩みから脱却するために
- 目的別おすすめのスクール
目次
オンライン英会話で伸び悩む原因
- まずはオンライン英会話が伸び悩む原因を考えたいと思います。
- 私の経験や、知り合いを見て、伸び悩み原因を3つ考えました。もちろんこれが全ての人に当てはまるわけではありませんが、同じ理由で伸び悩んでいる人は多いのではないかと思います。
レッスンを受ける頻度が少ない
- まずはレッスンを受ける頻度が少なくて、伸びないという理由ですね。
- これは私の経験ではないのですが、私はオンライン英会話以外に、通学型の英会話スクールにも週一回通っております。そこには、長いあいだ英会話をやっていても、あまり話せない人をよくみかけます。話を聞くと、週に1時間ここでしか話していないそうです。
- 週1回程度のレッスンでは、上達しないということですね。
- 英会話って基礎も大事ですが、慣れもとても大事だと思います。何度も何度も繰り返すことで、考えなくても勝手に言葉が出てくるようになります。週1回話すだけでは、慣れる前にもう忘れると思います。程度話せる人が、持続させるための週1回であれば別と思いますが。
- どれくらいの頻度で受ければ良いのでしょうか?
- 理想は毎日ですね。無理でも週に5〜6回はレッスンを受けたほうが良いと思います。
インプットが足りていない
- インプットは、具体的には何をインプットするのでしょうか?
- まずは単語ですね。Englishピラミッドという考え方があって、英語の能力のベースとなるのは単語です。
- 語彙力が少ないため、英語力が伸びないということですね。
- 語彙力が少ないと、英会話力が上がりません。例えリスニング力が良くて聞こえても意味が分かりません。もちろんアウトプット力にも限界が出ます。
- 例えば毎日レッスンを受けて、レッスン中に新しい単語が出てくるのなら、それはインプットになりませんか?
- 多少はなると思います。しかし、それでは全然足りないと思います。単語は一回聞いたくらいでは覚えれません。私の経験では、10回くらい聞いても忘れるのですが、ふと会話の中でその単語が出てきた時に思い出して、それで覚えられるということはよくありました。
惰性で続けている
- ただレッスンを受けているだけでは、伸びないということでしょうか?
- 私の経験では、ただレッスンを受けているだけでも、ある程度のところまでは伸びました。しかしそこから数年間、伸び悩みを感じました。
- そこから脱却するには、惰性で受けているだけではだめってことですね。
- そうですね。例えば毎日レッスンを受けていると、会話のレスポンス自体は早くなります。しかし使い慣れた表現に頼ってしまい、新たな表現が身につきません。特にフリートークやディスカッション教材の場合、自分の好きなように話しても、会話として成立はするので、そこから一歩先にはいけないんですよね。
- 英会話に伸び悩む理由を考えましたが、では実際にどうすれば、伸び悩みから抜けられるのでしょうか?
- 私も実際に自分の英会話力の伸び悩みを感じ、その時にいくつかのことをやりました。即効性はないのですが、徐々に伸び悩みから脱却出来ている感はすごくあります。
伸び悩みから脱却するために
インプットする習慣を持つ
- まずは単語のインプットからということですよね?
- そうですね。単語学習を毎日やることをおすすめします。語彙力が増えることで、会話がスムーズになります。私自身、学生のときは単語学習が嫌いで、意味がないものと思ってましたが、英会話をやるようになって、その重要性に気づきました。
- 単語学習は、本・アプリなどいろんな方法がありますが、何でやるのが良いのでしょうか?
- 自分が毎日継続できるなら、何でも良いと思います。私は継続しやすいので、mikanというスマホアプリを使ってやっていますが、本は種類も豊富なので、本も良いと思います。
- 単語学習って毎日やれば、覚えられるものですか?
- 私の場合、新しい単語を覚えたら、代わりに前の単語は忘れている気がします。ただ、会話や教材の中で、忘れた単語が出てきた時に、意味は思い出せなくても見覚えはあるんです。その時に意味を調べて、覚えることができたということは何回かあります。そうやって、少しずつ語彙力を増やすのが、私には合っていると思っています。
課題を明確にする
- 課題は、例えばどういうものでしょうか?
- たとえば、文法、リスニング、スピーキングなど、英会話を上達するために、今、自分に必要なことですね。惰性でレッスンを受けるのではなく、課題を決めて、そのために毎日レッスンを受けることが重要と私は思います。
- ただ今の自分に何が必要なのか、分からないって人もいると思いますね。
- その場合は、講師に自分何からやれば良いのか、相談すれば良いと思います。講師によって、言うことは違うと思いますが、複数の講師に聞いて、多い意見を取り入れるとか、自分が納得できる意見を取り入れるとか。
- またスクールによっては、日本人スタッフによるカウンセリングを行っているところもあるので、それを利用するのも良いと思います。例えばレアジョブでは、月1,078円で、カウンセリングを2回受けられるので、課題が決まるまで利用するのも良いと思います。
- レアジョブのカウンセリングサービス
教材やスクールを見直す
- 教材だけでなく、スクールも見直したほうが良いのでしょうか?
- むやみに変える必要はないと思いますが、私はオンライン英会話のスクールは、定期的に変えたほうが良いと思っています。先も言いましたが、上達するためには、まず課題を持ちながらレッスンを受けることが重要です。そして課題が変われば、教材も変わり、スクールを変えることも視野に入れたほうが良いと思います。
- どんな場合にスクールを変えたほうが良いのでしょうか?
- 例えば、文法力を上げたい場合、添削があったほうが良いと思うんですが、今自分が使っているスクールで、あまり添削してくれないなら、添削してくれるスクールに変えるなどですね。これはあくまでも一例で、課題を決めたら、どの教材、そしてスクールがあっているのか、定期的に見直したほうが良いと思うんです。頻繁に変えなくても良いと思いますが、ある程度課題を達成できたら、次の課題を考え、そのタイミングで教材やスクールの変更も視野に入れた方が良いと思います。
目的別おすすめのスクール
総合的に英語力を伸ばしたい
発音、文法、リスニング、表現力など、英会話に必要が技能を総合的に伸ばしたい方には、レアジョブをおすすめします。レアジョブは、もっとも「学校らしい」オンライン英会話で、教材がしっかりしていて、英会話を体系的に学ぶことができます。
さらにレッスン終わりには、講師からのフィードバックが毎回あり、間違いの指摘などをしてもらるので、自分のミスに気づきやすいです。そして定期的に、スピーキングテストを行っているので、課題や進捗をしっかり確認することができるのも、おすすめする点です。
文法力を上げたい
文法力を上げたい人におすすめするのは、ベストティーチャーです。ベストティーチャーは「書く」ことにフォーカスをあてたオンライン英会話です。英文を書くことは、話す以上に文法力が求められます。会話ではジェスチャーや声のトーンで、多少文法が崩壊していても、意味が通じることはありますが、テキストでは文法が正しくないと、意味が間違って通じるからです。
一般的なオンライン英会話と違い、ベストティーチャーのレッスンでは、講師との複数回のテキストのやりとりからはじまります。そして会話のレッスンに入り、講師によるやりとりしたテキストの添削からはじまります。多くのスクールでは、指摘や添削は講師の裁量次第ですが、ベストティーチャーでは、文法の間違いだけでなく、より良い表現も提案してくれるので、とても助かります。
ディスカッション力を上げたい
ディスカッション力を上げたいなら、DMM英会話のデイリーニュースをおすすめします。毎日のニュースを題材に、語彙力、リーディング力、ディスカッション力を鍛えられる素晴らしい教材です。何よりもとても楽しい教材なので、継続しやすいのがメリットです。
議題のないフリートークは、たまには良いですが、自分の得意なパターンに頼りがちになるので、毎回はおすすめしません。DMM英会話のデイリーニュース教材では、ニュースに関する質問が、毎回用意されています。記事に対する自分の意見を述べるのは、ディスカッション力を培うのに最適と私は思います。
まとめ
- 今回は、オンライン英会話で伸び悩む理由と、伸び悩みから脱却するためにやることについてお伝えしました。
- まず効果的な学習方法のためなどの理由がある場合は別として、レッスンの頻度が少ない場合は、成長も遅くなると思います。できれば毎日レッスンを受けることをおすすめします。毎日レッスンを受けても伸び悩む場合は、インプットが足りていない(していない)、明確な目的がなく惰性で続けているなどが考えられます。
- 私が伸び悩みにならないために、やった(やっている)ことは、
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- インプットする習慣を持つ
- 課題を明確にする
- 課題に合わせ教材やスクールを定期的に見直す
- これらのことです。これらがはっきり効果として現れているかはさておき、これらがモチベーションが保つために役立っていることは間違いありません。参考になれば幸いです。
- 以上です。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。