オンライン英会話の講師ってどんな人?
どんな人を選べばいいの?

オンライン英会話になじみの薄い人なら、どんな人が講師をしているのか、どういう人を選べば良いのか、疑問に思うこともあるでしょう。

この記事では、オンライン英会話で活躍する講師の特徴、選び方について詳しく解説します。講師の選択はとても重要なので、ぜひ最後まで読んで不明点をなくしてください。

オンライン英会話の講師は3タイプ

まず最初に言っておきたいのは、オンライン英会話の講師といっても、いろいろです。対面式のスクールよりも、いろんなタイプの人が講師をしていると思います。

そのため、一概に「こんな人です」とは言い切れません。しかし、大まかに下記3つのグループに分けることができます。

  • 常勤のプロ講師
  • 非常勤のプロ講師
  • 非常勤の副業講師

まず雇用形態として、常勤と非常勤講師に分かれます。さらに、英語を教えることを本業にしているプロ講師と、他に本業を持っている副業講師に分かれます。それらを組み合わせた3タイプの講師が存在しています。常勤の副業講師は存在しません

常勤講師と非常勤講師

まずオンライン英会話の講師は、常勤の講師と、非常勤の講師に分かれます。

常勤講師は、正社員としてそのスクールに勤務している講師です。それに対し、非常勤講師は、他に本業を持ち、空いた時間に講師をしています。

常勤講師、非常勤講師、それぞれにメリット・デメリットがあります。それぞれの特徴を表にしました。

  常勤講師 非常勤講師
レッスン料金 高い 安い
稼働率 高い 低い
レベル 安定 不安定
採用しているスクール 少ない 多い

質を重視するなら常勤講師

上記の表のとおり、常勤講師はレッスン料金は高いですが、稼働率・レベルは高く、多少高くても安定して質の高いレッスンを受けたい人におすすめです。ただ残念ながら、採用しているスクールがほとんどないため、選択肢はかなり少なくなります。

コスパを重視するなら非常勤講師

一方、オンライン英会話の講師は、ほとんどが非常勤講師です。選択肢は多く、レッスン料金も安く、メリットは多いです。しかし、本業があるため、稼働率が高くありません。つまり定期的に予約することが難しいです。

さらに、レベルは常勤講師に比べ、安定していません。もちろん良い講師もたくさんいますが、レベルが高くない講師にあたることも、正直あります。

どちらを選べば良いの?

常勤講師は、講師の質・稼働率は高いというメリットがありますが、料金もやや高く、選択肢がほとんどありません。

非常勤講師は、講師の質は不安定で、稼働率が低いというデメリットはありますが、料金が安く、選択肢が多いというメリットもあります。

どちらが良い悪いではなく、何を重視するかだと思います。講師の質を重視するなら、常勤講師が良いですが、いろんなスクールから選びたいなら、非常勤講師が良いと思います。

私自身は、ずっと非常勤講師のスクールでレッスンを受けてきましたが、講師の稼働率に対する不満から、常勤講師が在籍するQQ Englishに変えました。多少レッスン料金は、高くなりましたが、講師に関するストレスはなく、満足しています。

QQ Englishの体験談についてはこちらをご覧ください。

プロ講師と副業講師

オンライン英会話の講師は、プロ講師と副業講師に分けて考えると分かりやすいです。まずは、それぞれの特徴を見てみましょう。

  プロ講師 副業講師
教員資格 あり なし
料金 高い 安い
レベル 安定 不安定
採用しているスクール 少ない 多い

プロ講師

英語を教えることを生業としている講師です。多くの場合、教員資格や国際資格を保有し、ただ英語が話せるだけでなく、人に教えるためのトレーニングを受けています。

英語力はもちろん、教えることにも長けているので、一定上のレベルを持っています。

働く場を、オンライン英会話をメインにしている講師は、稼働率が高いです。一方、学校や企業での英語指導がメインで、合間にオンライン英会話の講師をしている非常勤講師の場合、稼働率は高くありません。

副業講師

教員資格の取得や、英語を教えるための指導を受けたわけではなく、自前の英語力を活かし講師をしている方です。

オンライン英会話の講師の多くはこのタイプの講師です。オンライン英会話の大きなメリットでもある価格の安さは、副業講師の活躍によるといえるでしょう。

他に本業を持ち、合間にオンライン英会話で講師をしている方が多いので、稼働率は高くなく、長期稼働しないことも珍しくありません。

とても良い講師もたくさん在籍していますが、講師によってレベル差が大きいのも事実です。

講師の在籍数と稼働率

オンライン英会話スクールを選ぶ際には、講師の在籍数と稼働率が重要になります。どちらかが低いと、講師の予約ができないことがあるからです。

大手スクールは在籍数が魅力

オンライン英会話を代表するような大手スクールのメリットの一つに、講師の在籍数があります。どのスクールも、たくさんの講師が在籍していることをセールスポイントにしています。

講師の立場で考えると、少しでもギャラが多く、安定して枠が埋まる大手スクールを選ぶのは容易に予測できるでしょう。

稼働率もとても重要

しかし講師の稼働率はとても大事です。実際に利用してみないと、この重要性に気づかないかもしれません。

講師の在籍数は多いのに、予約が全然とれないことは大手のスクールでもよくあります。またせっかく良い先生を見つけて、お気に入りに登録したのに、全然予約ができないことも珍しくありません。

これらはどちらも、講師の稼働率の低さが影響していることが多いです。オンライン英会話の講師は、非常勤講師のため、長期間オフラインになったり、突然いなくなることは珍しくないのです。

多少料金が高くなっても、専業講師が在籍するスクールを選ぶメリットの一つは、講師の稼働率の高さだと私は思います。

講師の国籍

Teachers nationality

オンライン英会話の講師の国籍は、次の3つに分けて考えることができます。

  • ネイティブ
  • ノンネイティブ
  • 日本

それぞれの特徴を表にしました。

  ネイティブ ノンネイティブ 日本
料金 高い 安い 高い
日本語サポート 不可 不可
レベル 中・上級向け 初・中級向け 初級向け

ネイティブ講師

英語を習うなら、ネイティブに、と考える人は少なくありません。英語を母国語として話しているので、得るものが多いです。

一方で、ネイティブ講師はミスの指摘が少ないという声はよく聞きます。実際私もネイティブ講師からレッスンを受けていますが、ミスの指摘はほとんどありません。

またネイティブ講師は、会話のスピードが早い人が多く、リスニングに慣れていない人には少しハードルが高いのも事実です。

レッスン料金は、ノンネイティブの3倍近くになるので、ネイティブ講師を選ぶメリットがあるのか、考える必要はあるでしょう。

ノンネイティブ講師

フィリピンを代表とする、英語を第一言語としていない国の講師です。料金的なメリットから、オンライン英会話の中心となっています。

自身が苦労して英語を覚えた分、英語を話す難しさや、つまづくポイントをよく知っています。そのため、ミスの指摘なども、積極的に行ってくれる人も多いです。

しかし人によっては、発音の癖が強く、聞き取りにくかったり、ネイティブのように自然に英語を使えないというデメリットがあるのも事実です。

日本人講師

日本人講師に習うメリットは、何と言っても日本語でコミュニケーションできることです。料金はネイティブ同様に高いですが、払ってでも得られる安心感は大きいでしょう。

英会話の経験が全くない人や、英語の読み書きも苦手という人には、日本人講師をおすすめします。いきなり英語のみで、レッスンをするのはかなりハードルが高いからです。

しかし日本語に頼ってしまうというデメリットもあります。慣れてきたら徐々にネイティブやノンネイティブと、英語のみでレッスンを受けるほうが良いでしょう。

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