中級者はオンライン英会話で何をすれば良いの?

この記事では、”中級者”を下記のようなレベルの方と仮定します。明確な規準に基づくものではなく、あくまでも主観的なものなので、ご理解ください。

  • 即興で英語を話すことができる
  • 相手の言っていることがだいたい理解できる
  • 言いたいことがある程度は出てくる

このようなレベルの場合、なにを目指すかによって、選ぶスクールや教材は変わってきます。まずは、英会話を学ぶ目的を再確認しましょう。

中級者が英会話を学ぶ目的

どのレベルにおいても言えることですが、英会話を学ぶ目的を明確にすることは重要です。目的によって、勉強にかける時間や、熱意も違って当然。そして選ぶスクールも教材も変わってくるからです。

特に中級者の場合、ある程度の英語力は備わっているので、初心者を対象にしたスクールや、教材は合わないことが多いです。目的達成のために、どんなレッスンや勉強が必要なのかを再確認し、無駄な勉強に時間を費やすことがないようにしましょう。

一般的に、中級者が英会話学ぶ目的を上げました。

  • 仕事
  • 留学
  • 資格
  • 趣味

仕事が目的の場合

仕事が目的といっても、いろんなケースがあります。

  • 教える
  • 通訳・翻訳
  • 外資系企業に就職
  • 海外で働く

教える、通訳・翻訳のように、英語自体を仕事にするケースと、外資系企業や海外で働くケースでは、必要な英語のスキルが違ってきます。

どちらも英語力が必要なことは間違いありませんが、前者の場合は、資格や英語自体のスキルが重要になり、後者の場合は、ビジネスシーンでの英語を使ったコミュニティ力が必要になるでしょう。

また仕事で、ノンネイティブの国と関わる場合は、ネイティブ講師を選ぶよりも、いろんな国籍の講師と話す方が良い場合があります。

スクールによって、資格に力を入れているスクール、ビジネス英語に力を入れているスクール、講師の国籍も様々なので、自分の目的とあったスクール選びが重要になります。

留学が目的の場合は国籍で選ぶ

留学の準備でオンライン英会話をやる人は多いです。

また留学中の人がオンライン英会話を利用することも珍しくありません。私も最初は驚いたのですが、留学しても、英語を話す機会に多く恵まれないこともあるようです。

留学が目的で、オンライン英会話を利用する場合、私なら講師の国籍にこだわります。ご存知かと思いますが、アメリカとイギリスでは、アクセントも使う単語も違います。

留学先と、同じ国籍の講師が所属するスクールを選ぶのが、良いと思います。

資格対策は専用コースを

TOEICや英検などの資格対策として、オンライン英会話を検討する人もいるでしょう。資格対策でオンライン英会話のレッスンを受ける場合、次の2パターンが考えられます。

  • 資格対策の専用コースを選ぶ
  • 資格対策の教材を選ぶ

前者の場合、専用コースを用意し、料金や担当講師も他のプランとは違うことが多いです。後者の場合は、通常のプランのなかで、教材として資格対策を選べるというものになります。

私が資格対策をするなら、専用コースを選びます。前者の場合は、担当講師が資格を保有していることや、対策に精通していることが期待できます。

後者の場合は、前者に比べて、資格の保有者や精通度合いは低いと考えるのが妥当だからです。

趣味の場合はレッスンを受ける頻度が鍵

オンライン英会話を趣味でやるという場合は、レッスンを受ける頻度がまず決めて、それに対応するスクールを探すと良いでしょう。

ただオンライン英会話は、毎日や週4回くらいなど、それなりの頻度でレッスンを受けることを想定しているスクールが多いです。

もしも週1~2回の頻度になると、スクールの選択肢がかなり減ります。さらには不定期でレッスンを受けるとなると、選択肢がほぼないという状態です。

趣味目的の方が、オンライン英会話を活用できるかは、レッスンを受ける頻度が鍵になると思います。少なくとも、週1回の頻度はないと、オンライン英会話を活用するのは難しいと思います。

講師の国籍は人それぞれ

中級者はどの国籍の講師を選べば良いの?

より高いレベルを求めるなら、ネイティブ講師や、国際教員資格を持つフィリピン講師を選ぶと良いでしょう。

旅行や留学が目的なら、訪れる国と同じ国出身の講師。いろんな国のアクセントに慣れたいなら、世界中のノンネイティブの講師を選ぶのも良いでしょう。

講師の国籍に正解はなく、自分の目的や考え方次第になります。

中級者向けのオンライン英会話はこちらをご覧ください

中級者向けのレッスン

中級者はどんなレッスンを受ければ良い?

これも目的次第ですが、中級者がよく選ぶレッスンをまとめました。

苦手な部分を強化

自分の苦手な部分を克服するために、オンライン英会話を利用している人は少なくありません。

例えば、文法、表現、発音。これらはほとんどのスクールでレッスンを用意しています。自分が強化したい部分を確認し、各スクールの教材を比較すると良いでしょう。

会話中心のレッスン

中級者の方なら、学校の授業的なものではなく、フリートークやディスカッションのような、会話中心のレッスンを選ばれる方が多いと思います。

これらの教材も、ほぼすべてのスクールで用意されています。

私個人的には、デイリーニュース教材によるディスカッションがおすすめです。ネタに困ることはなく、英会話と同時に世界中のニュースに触れることができるからです。

カランメソッド

カランメソッドは、高速の質問と回答を繰り返し、英会話に必要な反射神経と、発音・発話を養う、イギリス生まれの英語脳を鍛えるためのトレーニングです。

カランメソッドは、中級者に人気のあるレッスンです。

ただカランメソッドを用いたレッスンを提供できるのは、認定校に限られています。そのため、カランメソッドを希望する場合は、スクールの選択肢はかなり少なくなります。

ビジネス英会話

仕事で英語を必要とされている方を中心に、ビジネス英会話を選ぶ人も多いです。ビジネス英会話に対応しているスクールは、下記の2つに大別されます。

  • 専用のコースを用意しているスクール
  • 教材を用意しているスクール

ビジネス英会話を学びたいなら、専用コースを用意しているスクールが良いでしょう。費用は高くなりますが、講師は英語のスキルに加え、仕事で英語を使用してきた人が採用されているからです。

後者の場合、講師にビジネス経験は期待出来ません。

まとめ

今回は、中級者がオンライン英会話を活用する方法について、解説しました。

  • 英会話を学ぶ目的を再確認する
  • 目的にあったスクール・レッスンを選ぶ
  • 資格対策、ビジネス英会話は専用コースがあるスクールが良い
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