- 今回は「大学生です。コスパの良いオンライン英会話は?」という質問への回答です。
- コスパを気にするのはよく理解できます。でも単純に料金だけで決めると、たとえコスパがよくても、目的を果たせないまま終わる懸念もあります。まずは、英会話を学ぶ目的を明確にしておいて欲しいです。
- 目的が変われば、選ぶべきスクールも変わるからですよね?
- そうですね。就職なのか、留学なのか、旅行なのか。目的によって、レッスンを受ける頻度や、講師の国籍も決まり、そして合う良いスクールも決まります。そのうえでコスパで比べて欲しいです。
- この記事の要点
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- コスパなら、NativeCamp
- 費用を抑えるなら、kimini
- ネイティブ講師ならCambly
目次
コスパなら『NativeCamp』
- NativeCampが向く人
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- たくさんレッスンを受けたい人
- 多少は話せる人
- ネイティブ講師を希望する人
月額6,480円でレッスン受け放題
- まず紹介するのは、レッスン回数無制限で人気のNativeCampです。
- 1日2レッスン以上受けるなら、NativeCamp以上にコスパが良いスクールはないと思います。レッスン回数無制限なので、月額6,480円で自宅で留学状態です。
- 似たような条件のスクールはないですか?
- ないですね。1日1レッスンなら、選択肢はいろいろありますが。でも今回の質問は大学生。勉強の時間はとれると思うので、上達したいなら、毎日2レッスン以上受けることをおすすめします。
月額16,280円でネイティブ講師も選択可能
- 通常プランでは、ネイティブは選択出来ないんですか?
- ネイティブ講師は、別途料金がかかります。しかしネイティブ受け放題オプションに申し込むと、ネイティブ講師を選択できるようになります。月額16,280円で、ネイティブ講師のレッスンが受け放題ってことになりますね。
- もし月に100レッスン受けたら、1レッスンあたり162円ってことですね・・
- 他のスクールと比べると、考えられないコストパフォマンスです。ネイティブ講師の場合、一番安いDMM英会話でも、1日1レッスンのプランで、月額16,000円近くしますので。
カランメソッドにも対応
- カランメソッドは人気の学習方法ですね。
- 詳しい説明は上記の動画に任せるとしますが、一言でいうと、英語がダイレクトに出るようにするトレーニングです。大変人気のあるトレーニングです。
- カランメソッドを実施しているスクールは、少ないんですか?
- オンライン英会話ではほとんどないですね。認定を受けた講師しか、対応出来ないので、簡単にできるものではないと思います。
NativeCampのデメリット
- 初心者向きではない
- 予約ができない
- 講師の質は期待できない
- NativeCampのメリットを上げましたが、デメリットについても触れておきたいと思います。
- まずNativeCampは、ログインして待機している講師といきなりレッスンをはじめるというスタイルをとっています。忙しい人や、会話に慣れている人には面白いと思いますが、初心者向けとは言い難いですね。
- いきなりレッスンということは、事前に予約することはできないんですか?
- 予約するには、別途料金が必要になります。それなら、NativeCampを選ぶメリットは、あまりないと思います。
- そして講師の質は他のスクールより低いんですか?
- 私が実際に受けた印象では、QQEnglishや、レアジョブと比べて見劣りしました。英語の講師というよりも、英語を話せる人が空いた時間に講師をしている印象ですね。 とはいえ、実際に会話する場面を想像すると、より実践的とも思います。
体験レッスンは7日間
- デメリットも紹介しましたが、それを踏まえてもおすすめのスクールですよね?
- もちろんです。繰り返しになりますが、コスパでは他を寄せ付けないです。人気もすごくあるスクールで、時間がある人なら、まず検討して欲しいですね。なんと7日間も体験レッスンが用意されているので、是非体験してください。
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話題のオンライン英会話「NativeCamp」を利用してみて 投稿日:
話題のオンライン英会話スクール「NativeCamp」を実際に一週間利用した体験談。NativeCampは、他社とはきっちり差別化されていており、メリット・デメリットが分かりやすいスクールです。NativeCampのメリット・デメリット、合う人・合わない人についてまとめました。
費用をとにかく抑えたいなら『kimini』
- kiminiが向く人
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- 平日にレッスンが受けられる人
- フィリピン人講師を希望する人
- 資格対策に興味のある人
1レッスン約152円の平日限定プラン
- 続いて紹介するのは、「学研」が運営するkiminiです。
- 月額料金をとにかく安く抑えたい人には、kiminiのウィークデイプランをおすすめします。平日9時〜16時の間で、1日1レッスン受けられるプランです。月額3,278円なので、毎日1レッスン受けたすると、1レッスンあたり約152円になります。
- 月額料金は、NativeCampの約半分ですね。
- 受けられる回数が違うので、単純比較は難しいですが、とにかく費用を抑えたいって人なら、これ以上のプランはないと思います。
TOEICや英検の勉強と併用して
- ただ平日に1レッスンというのは、英会話の量としてはどうなんでしょう?
- 目的にもよると思いますが、大学生で会話力を上げたいという人なら、物足りないですね。せっかく時間がとれる時なので。ただ、例えばTOEICや英検の勉強がメインで、会話も少しやりたいという人には良いと思います。
- そういうニーズもあるってことですね?
- SNSでもよくみますよ。就職のために勉強している人には、TOEICや英検は大事と思います。外資系の企業なら、面接で会話力も見られるケースもあるようですが、まずは履歴書に書けるのは資格なので。
体験レッスンは10日間
- Kiminiの体験レッスンの期間はさらに長いですね。だいたいこんなもんでしょうか?
- いいえ、1〜2回ってところがほとんどです。NativeCampとkiminiみたいに長いのは珍しいです。10日もあれば、しっかり体験できるのでありがたいですね。
kiminiのデメリット
- ではデメリットについても見ておきたいと思います。
- 講師がフィリピン人のみということですね。私は特にネイティブ・ノンネイティブは気にしませんが、ネイティブにこだわる人には向かないですね。ただ今回の質問は「コスパの良い」スクールなんで、そもそもネイティブは対象外なのかなとも思いますが。
- それ以外に特にデメリットはないんですか?
- 特にないんですが、強いて言うなら、セールスポイントが、他のスクールに比べて弱いってところでしょうか。強力なセールスポイントを持っているところが多いので。まぁでもバランスのとれた良いスクールと思います。
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オンライン英会話『kimini』の体験談 投稿日:
学研運営のオンライン英会話『kimini』を実際に体験した感想。メリット・デメリット、向く人・向かない人、料金、教材など、kiminiの特徴を詳しく解説します。バランスの良いオンライン英会話スクールをお探しの方は、是非ご一読ください。
ネイティブ講師ならCambly
- Camblyが向く人
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- ネイティブ講師を希望する人
- レッスン頻度を選びたい人
- 留学予定の人
中〜上級者におすすめの本場のオンライン英会話
- 最後に紹介するのが、サンフランシスコ発のオンライン英会話Camblyです。
- ネイティブ講師のオンライン英会話で、世界中でサービスを展開している有名なスクールです。今回のお題の”リーズナブル”には、少し違うかもですが・・・
- ネイティブ講師であれば、リーズナブルとはいかないでしょうね。
- レッスンを受ける頻度によっては、ネイティブ講師のスクールとしては、リーズナブルな部類に入る可能性もあります。ただ私が体験した印象では、初心者向きではないと思います。実際にそういう内容の投稿をたまにSNSでもみかけます。
- どういう点で、初心者向きではないのでしょうか?
- まず会話が早いです。ネイティブの方が、空き時間を利用して講師をされている印象なので、英会話講師のようにゆっくり話してくれない可能性は高いですね。ただ中〜上級者の方で、会話力を高めたい方には良いと思いますよ。
留学される方に
- 大学生であれば、留学を予定されている方もおられると思います。
- 私はオンライン英会話においては、基本的にはノンネイティブの講師を推しています。その方がメリットが多いからです。しかしもし私が留学予定があるなら、ネイティブ講師を選ぶと思いますね。
- 留学先として多いのは、アメリカやイギリスなど、英語圏だからでしょうか?
- 最近はフィリピン留学も聞きますが、やはり英語圏が多いでしょうね。私の経験ですが、イギリスの先生に英語を習っていたので、イギリス英語に慣れているという自負を胸に、ロンドンに行ったのですが、かなり苦労しました。
- 日本にいるネイティブ講師の英語と、現地の英語は違うってことですね。
- 全然違いましたね。。スピードがとにかく早かったのと、ぼそぼそ話すので、聞き取りに苦労しました。日本でいろんなイギリス人と話してたら、違ったのかなと思っています。なので、留学予定があるなら、留学先の国籍の人と、たくさん話したほうが良いと思うんです。
細かくカスタマイズが可能なプラン
- プランを自由にカスタマイズできるのも、Camblyの特徴ですね。
- そうですね。レッスン時間、週あたりの日数、学習期間の3項目を自由に選択して、料金が決まるという仕組みを採用しているので、個人にぴったりのプランを作れます。
- 自分が学習したい頻度や、期間に合わせて契約できるので、無駄がないですね。
- そうなんです。よくある毎日1レッスンプランは、お得にみえますが、週に1日でも休めば、その分1レッスンあたりの料金は高くなります。Camblyなら、週3日や5日と、自分のペースに合わせてプランを作れるので、無駄がありません。
Camblyのデメリット
- 逆にデメリットはないのでしょうか?
- 繰り返しになりますが、初心者向きではないと思います。英会話講師のような、話すスピードの調整や、細かな気配りは期待しない方が良いと思います。もちろん、できる人もいると思いますが。あと料金は、それなりにかかると思います。
- 月額にすると、どれくらいになるのでしょうか?
- レッスン時間、頻度によって変わるので、一概には言えません。例えば、週5日のペースで、1日30分レッスンを1年契約した場合、1ヶ月あたり13,644円になります。
- でもその価格なら、ネイティブ講師の料金としては、高くないですよね?
- そう思います。確実に毎日レッスンを受けるって人なら、DMM英会話やNativeCampの方がお得になりますが、週1〜2日は休みたいって人なら、Camblyの方が安くなります。
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サンフランシスコ発のオンライン英会話「Cambly」の体験談 投稿日:
サンフランシスコ発のオンライン英会話「Cambly」の体験して、感じた特徴・メリット・デメリットをまとめました。Camblyは、ネイティブ講師と話せ、レッスンプランを自由にカスタマイズできるのが特徴のスクールです。ネイティブ用のオンライン英会話をお探しなら、是非ご覧ください。
まとめ
- では、「大学生です。コスパの良いオンライン英会話は?」への回答のまとめです。
- まずは、英会話を学ぶ目的を確認しましょう。目的によって、レッスンを受ける頻度、講師の国籍、それによってコスパの良いオンライン英会話も変わるからです。
- 時間があるならNaiveCamp、価格を抑えるならkimini、ネイティブ講師にこだわるならCambly、まずはこの3スクールを体験されることをおすすめします。
- 以上です。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。